20番『審判』人生の道に迷い、立ち止まっている方へ
自ら新しい自分の姿に進む、選択のとき。
今日の特別な試み
ヌーラーイーラータレーヤカ。
タロットナビゲーター見習いのともりです。
いつも私の放送に耳を傾けてくださって、
本当にありがとうございます。
この番組は、
私ともりがアメリカ・ボストンの地から、
カバラタロットの講座で学んでいることを
リアルタイムにアウトプットしながら、
みなさんと一緒に成長していく番組です。
前回第6回目の放送では、
この番組の土台にもなっている
「生命の樹」の仕組みと、
私たちの現実世界を
確認するための登山口である、
21番『世界』のカードのお話をしました。
今日は、
20番のカード『審判(Judgement)』へと
向かっていきます。
今日は、特別な試みをしたいと思います。
というのも私は普段、ここボストンで、
日本語を勉強している方たちを対象とした、
美術館で絵画を見ながら
日本語で対話をする
「日本語対話型アート鑑賞会」という
コミュニティを運営しています。
みなさん、アートを見るときって、
どうしても何か正解を求めたり、
作者が何を描こうとしたのか、
最初に壁に貼ってあるキャプションを
見てしまったりしますよね。
でも、アート作品は
もっと自由に見ていいと思うんです。
「この絵を見て、
今自分は何を感じているだろうな」と、
自分の心に問いかけることを
すごく大切にしています。
今日は、この放送を
聴いてくださっているみなさんに、
20番『審判』のカードを使った
「対話型アート鑑賞」をリアルに
体験していただこうと思っています。
ウェイト版の
タロットカードを持っている方は、
20番『審判』のカードを
お手元にご準備いただき、
カードを持っていない方は、
この放送の概要欄にSubstackへの
リンクを貼っておきますので、
そこの記事にアップしてある
20番『審判』のカードの画像を
じっくり眺めながら参加してみてください。
事前にカードの説明はしません。
まずは聴いてくださっている
みなさんの感性だけで、
この『審判』のカードを
眺めてみてくださいね。
準備はよろしいでしょうか?
放送を聴きながら、
途中で停止をして
見ていただくのがいいかもしれません。
タロットで体験する「対話型アート鑑賞」
それでは、
ここからが今日のメインパートです。
これから、3つの問いかけをしていきます。
ここからの数分間は、
私が投げかける問いかけを耳で聴きながら、
手元のカードの絵をじっくりと、
隅々まで観察してみてください。
まずは、絵の真ん中で
大きな天使がラッパを吹いていますね。
その下では、人々が一斉にむくむくと
立ち上がっている様子に意識を向けてみましょう。
それでは、最初の問いかけです。
【問いかけ1】
「このカードの絵を見たときに、
あなたは一番最初に
どこに意識がいきましたか?
天使の大きなラッパでしょうか。
それとも、
棺桶から立ち上がっている
人々の姿でしょうか。
あるいは、
背景に描かれた
青い波立つ山並みでしょうか……?
そこには全然、
不正解とか正解はありませんので、
もう本当に直感でパッと
このカードを見たときに、
どこに意識がいったか
ということだけに注力してください。
では次に、中央に描かれた
大きな赤い十字のついた旗、
そしてラッパを
もう少し細かく観察してみてください。
ここで、2つ目の問いです。
【問いかけ2】
「この大きなラッパから、
今耳を澄ましてみると、
あなたにはどんな『音』が
聴こえてきそうですか?
何か地から響いてきてくれるような
ドーンとした激しい音でしょうか。
それとも、
優しく包み込むような優しい響きでしょうか。
それとも、
何か懐かしさを感じるような響きでしょうか……?
その音が今、あなたの心の奥の引き出しを
トントンとノックして、
心の中に眠っていた
何かを呼び起こそうとしています。
それでは、最後の問いかけです。
棺桶の中の人々に、
あなた自身を重ねてみてください。
【問いかけ3】
「もし、あなたがこの絵の中の
棺桶から今まさに
立ち上がった一人の人間だとしたら、
あなたがこれから
新しいステージへと軽やかに歩き出すために、
その棺桶の中に置いていかなければいけない、
手放すべき古い思いや思い込み、
過去の自分を覆ってしまっている殻、
そういったものは一体何でしょうか?」
カバラ的・図像学的な答え合わせ
さてみなさん、
カードをこのようにじっくり眺めてみて、
どんな感覚が湧き上がってきたでしょうか。
ここで、
このカードの答え合わせをしていきたいと思います。
実は、この『審判』のカードは、
これからの人生を
どういう風に生きていくか、
あなた自身で
「大切な道を選択する時期」が来ている
ということを教えてくれている
カードなんですね。
私たちは毎日の日常の中で、
何か諦めてしまった本当の自分や、
本当はこういう風な
生き方をしたかったという自分の思いを、
なかったことかのように
ついつい心の奥底に閉じ込めてしまって、
このカードに描かれているような
棺桶の中に自分のその思いを
眠らせてしまったりすることがあります。
カバラ「生命の樹」において、
このカードは
ヘブライ文字の「シン」
という言葉で表されています。
「シン」というのは、
「歯」という意味があるんですが、
歯というのはティース(Tooth)ですね。
歯というのは、
食べ物を細かく噛み砕くものです。
つまり、これまでの
あなたの考え方や過去のすべての経験を、
今一度じっくりと
「噛み砕いて、深く理解したり納得する」
そういうプロセスを表しています。
過去の後悔や失敗を
ただ拒絶するのではなく、
「あの経験があったからこそ、
今の私がいるんだ」と、
じっくり噛み砕いて自分の糧(かて)にしたときに、
棺桶の中に眠っていた
本当の自分の姿が目を覚まします。
そして、これから進むべき正しい道、
本当に望ましい選択というのが、
霧が晴れるようにハッキリと見えてくるんですね。
ボストンでのリアルな物語
今、ご自身のこれまでの生き方や、
これからの選択について、
何か思い当たることはありませんか?
また私の話になってしまいますが、
私は日本での活動を全て停止して、
このボストンの地へ転居してきました。
そしてまさに、この「過去を噛み砕く」
というプロセスを体験しました。
言葉も通じないし、
文化も違うアメリカに来て、
これまでの日本での自分の経験や、
これからの生き方というのを、
何度も何度も心の奥で咀嚼し、
じっくりと噛み砕いてみました。
そうしたら、私は幼い頃から
ずっとアートが好きだったんですけれども、
そういうアートや、
人とのコミュニケーションが
得意だったということを活かして、
このタロットカードというツールを通して、
人の心に火を灯すことがしたいんだな、
という思いが、
天使のラッパの音に起こされた気がしたんですね。
以前は、タロットカードというと、
ちょっとフワッとしたスピリチュアルとか、
何かエンタメとかそういう印象が強かったので、
まさか自分がここまでタロットを熱心に研究したり、
没頭するとは思ってもみませんでした。
過去の古い殻を棺桶の中にそっと手放して、
すべてを噛み砕いて納得したからこそ、
私の新しい選択が始まりました。
エンディング
いかがでしたでしょうか。
20番『審判』のカードは、
あなたが本当の自分を思い出し、
自分の手で
新しい運命を選びとるための力強いエールです。
今日、カードを見てみて「ここに目が留まったよ」とか、
「過去のこんなことを今、噛み砕いているよ」という
気づきや思い当たることがあったら、
ぜひコメント欄であなたの言葉で教えてくださいね。
正解はありません。
みなさんの体験談を楽しみに待っています。
このカードのさらに
ディープな裏話を載せていきますので、
ぜひプロフィールの
リンクから覗いてみてください。
それでは、
今日も素晴らしい1日になりますように。
タロット・ナビゲーター見習いのともりでした。
ヌーラーイーラータレーヤカ。
あなたの未来が幸せであることを心から願っています。
Substack
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